【地方統一ダブル】使用構築たち【ホウエン】
こんにちは。Ermesです。
今回の記事は、葉庭斗音(@HaniwaPokemon)さん主催の大会「地方統一ダブル」で使用した構築の簡単なまとめとなります。ご興味のある方は軽い気持ちで読んでみてください。
○地方統一ダブルとは
ポケモンの世界には、USUM現在7つの地方が存在します。参加者は抽選でその中からひとつの地方を割り振られ、そこに出現する(正確には初出の)ポケモンの中から8種類のポケモンを選定します。いわゆるパートナーズ制ですね。そして対戦相手のパートナーズに合わせ、採用する6体とその型を決めて戦います。対戦ごとに型の変更は可能です。
出現ポケモンの括りとして、例えばポリゴンはカントー、ポリゴン2はジョウト、ポリゴンZはシンオウ扱いになります。また、アローラの姿はアローラ地方のポケモンとして扱われます。
○Ermesの8パートナーズ
自分はホウエン地方を引いたので、そこから選定。以下のようになりました。
ラティオス/ボーマンダ/メタグロス/サーナイト/ペリッパー/ラグラージ/ルンパッパ/コータス
(⌒,_ゝ⌒)←対戦相手がこの顔しそうな並びですね。
・選定理由
ホウエン地方はまず雨パが強く、さらにメガシンカの選択肢が他の地方と比べても桁違いに多いことが特徴です。しかし、クチートやバクーダのような「メガシンカを前提とした強さ」を持つポケモンはたった8種類の中に入れるには厳しいと感じました。そもそも使うポケモンが見えており、自由枠もないとなると、相手に押し付けられる選択肢が減り、こちら側の取れる戦術も限られてきます。特に先ほど上げた2体はメガシンカに加え、トリックルームも前提にする必要性があるため、採用を見送りました。
そして、メガシンカを前提としない強さのポケモンを選定するわけですが、当然合計種族値の高い方がいいということでボーマンダとメタグロスがすんなりと入ってきました。そして、アローラのジャラランガに対抗するためにサーナイト。雨ハッサムを晴れめざ炎で奇襲したいという気待ちだけでラティオス。手動だけでなく後投げめざ炎ができるようになるので、トリルメタも兼ねてコータス。地面枠、雨エースの両方を兼ねられるラグラージを採用し、雨を降らせるためのペリッパー、ラグラージ以外の雨エースとねこだましのためにルンパッパを採用しました。
○構築たち
・1戦目
vs Aki さん
パートナーズ
エンテイ/ヘルガー/ハガネール/ポリゴン2/カポエラー/クロバット/バンギラス/ランターン
Ermesのパーティ
ボーマンダが弱そう。
ポリゴン2があまりにも重く、また晴れヘルガーを通されると終わる。トリックルームもできればして欲しくない。これらのことを踏まえてメタを張りました。
・ルンパッパ
相手がトリックルームをして来なさそうな時はコオリZでクロバットを倒してもらう。
普通の雨エース。幸い一致技で範囲が足りる相手ではあったのでどくどくを仕込んでポリ2対策。
初手クロバヘルガーの日本晴れ+熱風などに対抗するために臆病スカーフ雨乞いを採用。
雨下でとにかく耐えて相手の弱点を突いて削ってもらう役。トリルに対してアームハンマーを打つと加速するのでそれも兼ねている。出す気はあんまりなかった。
・コータス
ハガネールより遅いためトリルメタとして。通りの良い地面Zを持たせておき、念のため2枚目のどくどく。
メガヘルガーを岩石封じで2発。瓦割りと合わせて無理やり範囲を見てもらい、追い風で一応のS操作役も担ってもらう。氷技は見えないので考えなくて済むようにヤチェのみを持たせた。
対戦結果:勝ち
メガラグラージのどくどくが読まれなかったのが大きかったです(そりゃそうだ)。
・2戦目
vs 風華 さん
パートナーズ
バンギラス/ニョロトノ/キングドラ/マリルリ/ライコウ/カポエラー/ハガネール/ポリゴン2
Ermesのパーティ
今回のボーマンダは強そう
またもやポリゴン2が面倒で、マリルリに腹太鼓を積ませるわけにはいかない。ライコウの壁張りも通されると厄介。それでありながら雨選出やトリックルームなどにも対応しなければならない。それらを踏まえた結果、このような形に。
龍の舞1回で、すいすい発動準速キングドラ抜き/恩返しで無振りキングドラ確定一発/瓦割りで無振りメガバンギラスを確定一発
壁ライコウへの対抗策も兼ねて再び瓦割り。素早さの関係でメガ進化してもらうことに。特殊耐久に厚く振り、めざ氷などを受けられるようにしていました。瓦割りより恩返しの方がライコウに入る
雷パンチを持たせて水タイプ勢への対抗策としました。チョッキによって雨ドロポンZが受けられるようになります。バンギラスをアームハンマーで処理してくれて偉かった。
雨選出を牽制しつつ、ポリ2ネールの並びに対応できる型に。今回もどくどくで頑張ってもらいました。また吠えるではらだいこやトリックルームへの対処をしてもらいます。れいとうビームで凍ったがすぐに溶けたのでセーフ。
トリルメタ+腹太鼓メタ+味方の龍の補佐。
挑発でトリルや腹太鼓を止める。横取りでねこだましの択を無視しながら壁展開や腹太鼓展開を阻止。サイドチェンジはドラゴンタイプと並んだ時にお互い水技と龍技を受け合って貰うために採用。ムーンフォースはサーナイトが対面する相手に一番通る一致技として持たせておきました。一応腹太鼓を奪ったときのために2nオボンになっています。
雷Zでマリルリを倒せるように。流星群はキングドラとの偶発対面でサイドチェンジと合わせて打ち込みます。こちらは雨を出さないので、にほんばれでメタグロスなどを動かしやすくします。
・コータス
トリルメタかつ、トリル下で水勢を処理してもらう形に。ニョロトノのあと投げに対応できるようソーラービームZ。念のためのどくどく。流石に大地の力でよかったかもしれません。
対戦結果:勝ち
またラグラージのどくどくが強かった。マリルリの展開を止められたのが一番大きかったですね。
・3戦目
vs Lee さん
パートナーズ
ガブリアス/ミミロップ/ユキノオー/クレセリア/ヒードラン/トゲキッス/ムウマージ/トリトドン
Ermesのパーティ
半減実が仕事をしなかった。
ユキノオーやトリトドンがいるので雨展開は断念。クレセリアがだるい。トゲキッスも厄介。その辺りを踏まえて対策を組みました。
やらかした子。でも守る持たせてたらもっと勝ちが太かったしごめん。毒当てて……。冷静に考えてガブの前で無理に突っ張らせる必要はないのでシュカは論外だった。
めざパは炎。龍の耐性と種族値で対応してもらう。臆病92振り地震でH振りドラン確定二発。頑張ってくれた。
メガミミロップ抜ける子。相手にガブもミミロップもいなかったのでお留守番でした。めざパは炎。
・コータス
どくどくを当てた方。流石に間に合わなかった。相手が浮いてるの多いのに地面Zは論外。回復のきのみを持たせてあげるべきだった。
ごく普通のボーマンダ。選出しても良かったかもしれない枠。竜舞から全抜きいけたんじゃないかな……。
ユキノオーの前で突っ張るのがどう考えても論外だった。どくどく役はこの子に任せていればよかったのだろうか……。
対戦結果:負け
メタグロスの毒外しが直接の敗因とはいえ、考察不足が目立ったのでポケモンたちに申し訳が立たない。
・4戦目
vs あん さん
パートナーズ
サーナイト/メタグロス/ボーマンダラグラージ/ルンパッパ/ペリッパー/コータス/ヌケニン
地獄の7体ミラー。
Ermesのパーティ
ドヤ砂嵐
ミラーが地獄であるため、いかに相手の意識外から破壊するかを考察しました。ヌケニンも厄介なので各所に対策を。
飛行Zでルンパッパを一撃。無振りチョッキくらいまでなら倒せます。偽装枠も兼ねる。
とても普通だが、最終的に数値の暴力を押し付けられる型を考えた結果これに。
ヌケニンのサイドチェンジやタスキがウザいので雨対策にもなる砂嵐を採用。本番は展開的に必要なかったが、あるだけで安心感が違った。凍える風で上からの展開を阻害できるように。ルンパッパのれいとうビームのダメージ量を加味してオボンのみ。
メガボーマンダを出されるときついのでスカーフで上から叩けるポケモン。ヌケニンに触れて通りの良いシャドーボールと水ヌケニンに対応しつつラグラージも叩けるエナジーボールをサブウェポンに採用。
メガラグラージに一撃では倒されないのでドヤ顔草結び(これだけだと倒せないが)。ルンパッパの雨ドロポンZも耐えます。思念と迷ったが命中安定かつ役割的に雷パンチを採用。
メガ偽装枠。鋼への耐性からメタグロス対策として採用したが、サーナイトにも不利を取らないからとサイドチェンジを無視できるヘドロウェーブを持たせた。
対戦結果:勝ち
水ヌケニンにたまたま雷パンチが当たったので展開が楽でした。
予選はここまでなので、ひとまずここで括りたいと思います。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。