the Beautiful Escape

メガユキメノコ無限に待ってます

【VGC2019 Ultra Series】日食ネクロレック

こんにちは。Ermesです。今回はオフ会「3on3 ウルトラルール対戦会」にてんどんさん、シンフォニさんと共に参加してきました。結果としては個人5-2、チーム(Victory Symphony)としては予選抜け、1回戦敗退でした。

今回使用した構築です。

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構想の起点としては、仲間大会で剣舞ネクロオーガと対戦したことがあり、それをふと思い出したので「禁伝2体で剣舞したら強いのでは?」というふうに考えました。そして、剣舞を使える中で自分が強いと思っている禁伝2体である「日食(ウルトラ)ネクロズマ」「レックウザ」を選択しました。メガ枠とZ枠がこの時点で埋めることができ、純粋な種族値の高さが保証されている点が非常に優秀な並びです。

一般枠のポケモンは、かなり悩むこととなりました。手始めにガオガエンカプ・レヒレモロバレルクロバットという無難な取り巻きを選択しました。しかし、イベルタルルナアーラに勝てず、ボーマンダや相手のレックウザにも苦しめられたので、レヒレ→岩Zバンギラスへと変更。悪二枚となり、その両方がグラカイに弱いのはまずいということでガオガエンズルズキンへ。この時点では、ルナアーラを倒すためにイカサマZ型を採用していました。この時のネクロズマメテオドライブ地震を採用していたため、一般枠に2Zを入れることに抵抗はありませんでした。最終形ではむしろ3Zとなっていますが、それについては後述します。

そして、やはりゼルネアスが苦しく、また催眠耐性も低かったので、モロバレル→ラム神秘ドータクンへと変更しました。あまりしっくりこず、神秘ツンデツンデ、神秘ウツロイドなどを模索しました。また、この頃にメテオドライブの通りの悪さからくるカイオーガへの勝率の悪さから、フォトンゲイザーへと変更しました。

その後、カプ・コケコやスカーフテテフへの勝率の悪さをより重視してスカーフメガゲンガーを採用。サザンドラに手が出ず、また、テテフネクロに対して追い風を枯らされた時の勝率の悪さから、いっそのことと、こちらからの素早さ操作を切り、クロバットに変えて催眠耐性と先制技を通すためのカプ・レヒレを改めて採用しました。

この時点でかなり勝てるようになり、調整のために回していたレートでは1750程度まで上がることができ、この辺りでオフ会に持ち込むことに決めました。しかし、ルナアーラ(月ネクロ)絡みのトリルクチートに怒涛の4連敗、意図的に切っていたソルガレオの全国優勝を受け、この辺りに対抗できそうな駒を探そうとボックスを漁ったらカエンジシがいたのでバンギラスに変えて採用。これにより、レート1805と、自身最高レートを達成するまでとなりました。

 

○個別解説

 

ネクロズマ(日食)@ウルトラネクロZ

意地っ張り199(212)-221(108)-122(40)-168-117-168(148)

H やどりぎのタネダメージ最小

A A+1ダブル地震でH252B4ガオガエン確定1発

   A+2フォトンゲイザーでH振りカイオーガ確定1発、H振りテッカグヤ確定2発

B メガレックウザの意地っ張り珠神速確定3発耐え

S 最速100族抜き

 

フォトンゲイザー/地震/剣の舞/守る

構築の起点。竜の波動を採用しないためボーマンダレックウザを抜く必要性が薄れ、どうせなら無補正で実現できないガオガエン確定1発を可能にできる意地っ張りを採用(とはいえ、ほんの誤差なので好みです)。剣の舞を積むチャンスを増やすために、最低限の素早さのみ振り、残りは耐久に回すこととしました。

技として、一致かつカイオーガへの打点としてフォトンゲイザー。範囲技は強いので地震。コンセプトの剣の舞。生存するための守る。

ウルトラバースト前の耐性が非常によく、先発性能の高さはピカイチでした。ウルトラバーストせずとも戦いやすいのは瞑想型との差別化点となるでしょう。

大きな欠点として、浮いているあくタイプに触れないことが挙げられます。取り巻きでなんとかするしかありません。

 

レックウザ@命の珠

意地っ張り 189(68)-246(188)-120-×120-167(252)

H 命の珠ダメージ最小

A たくさん

S 準速

 

画竜点睛/神速/剣の舞/守る

構築の起点その2。元々はきのみを持たせた耐久寄りのものを使っていましたが、発動する時が負けるときばかりだったので、より多くの相手を薙ぎ倒せる配分へと振り直し、さらに拘らない持ち物の中で最大の火力が出せる命の珠を持たせました。

ネクロズマ地震を打ちやすく、また、神速で地震の圏内に押し込む仕事ができることも優秀でした。

剣の舞をして殴るだけのポケモンだったので本当に言うことがありません。全てを暴力で解決していました。

 

ズルズキン@脱出ボタン

生意気 H171(244)-110-144(68)-×-176(196)-56

H 奇数

B A+1ゲンシグラードンのダブル断崖の剣確定耐え

   陽気ランドロス地震Z確定耐え

D ゲンシカイオーガのダブル雨潮吹き確定耐え

S 最遅

 

噛み砕く/吠える/ねこだまし/横取り

ガオガエンの代わりに採用。汎用性では確実に劣りますが、上の調整はズルズキンにしかできない芸当です。バンギラスが抜けたのだからガオガエンでもいいかと思ったのですが、ウルトラバースト前のネクロズマの引き先としてガオガエンに勝るのでそのままにしました。

吠えるの使用回数はかなり少ないですが、万が一ゼルネアスと対面してしまった時に押しておくと最悪の事態だけは回避できるようになります。

横取りは主に追い風を打たせないために使い、奪ってからも状況次第では連打します。やることがなくなったらとりあえず押す技でした。

噛み砕くはもともとイカサマだったのですが、サイクルを回すうちにルナアーラを倒せなくなってしまうためこちらを採用しました。

脱出ボタンは基本的に1発耐えられる耐久のお陰でほぼ発動してくれます。とんぼ返りと違って受動的ではあるものの、頻繁に範囲技の飛んでくる環境では充分な活躍を見せてくれました。

 

・ゲンガー@こだわりスカーフ

控えめ 135-×-81(4)-200(252)-95-162(252)

C ヘドロ爆弾で無振りカプ・テテフ確定1発

S 準速(最速テテフ抜き)

 

シャドーボール/ヘドロ爆弾/マジカルシャイン/めざめるパワー氷

テテフコケコあたりを処理するための駒。めざ氷でボーマンダランドロスなども見据えます。サザンドラが面倒だったのでマジカルシャインを持たせましたが、トリックなどを持たせた方がいいでしょう。レックウザがいるとはいえ、メガシンカからの影踏みを警戒しないわけにはいかない以上、選出を歪ませ、また奇襲をかける事ができます。JCSの配信卓で襷トリルゲンガーが活躍した時に「みんなの意識してくれる択が増えたぞ」とほくそ笑んでいました。こだわりスカーフはあまり得意ではないのですが、耐久の低さもあって役割を果たしてすぐに退場してくれる場面が多かったです。

 

カプ・レヒレ@フェアリーZ

穏やか 177-×-151(124)-116(4)-176(76)-112(52)

S 無振り90族抜き抜き

 

ムーンフォース/熱湯/自然の怒り/守る

ほぼテテフネクロとイベルタル専用機。フィールドの書き換えとウルトラネクロズマイベルタルの処理を担当します。グラードンと同居している事が多い並びなので打点となる熱湯を採用。配分が流用なのですが出さないせいで何を目指して調整するべきかイマイチ分からない(特攻をネクロズマ確定1発にまで引き上げるべきではある)。

 

カエンジシ@ホノオZ

臆病 193(252)-×-92-134(36)-86-169(220)

S 最速100族抜き抜き

 

オーバーヒート/バークアウト/挑発/守る

ゴースト/フェアリーを両半減できる貴重な存在であり、ルナゼルネなどを誤魔化してもらいます。そのほかにはクチートソルガレオなどの鋼を焼き払う仕事もしてもらいました。ガオガエンにしようかとも思いましたが、素早さが低いため仕事をする前に倒されそうなのでやめました。そこそこキツいキリキザンとのマッチングもあったのでこちらで良かったと思います。素早さはウツロイドを抜ける速さにした方がいいと思います。陽気メタグロスの地団駄なら耐えるので下から焼き払います。アムハンは避ければいいですね。

 

○3Zについて

基本選出にカプ・レヒレカエンジシが入って来ないため、ほとんど困ることはありません。また、天焦がす滅亡の光は立ち回りのプランに入ってくる事がなく、終盤のほぼ勝ち確定状態の時に念のため打つか、守られることを前提に削りとして打つ程度なので、補完枠のZとの兼ね合いもなく、腐って動きにくいということはありませんでした。Z枠の扱い方としては7世代にふさわしい構築にできたかと思います。

 

○基本選出や立ち回りのようなもの

基本的にネクロズマ+”ズルズキン以外”で選出します。ルナアーラ月食ネクロを相手にする場合はネクロズマではなくレックウザを先発に起用します。

ズルズキンは必ず後発から出し、また、立ち回りの中でもやむを得ない場合を除き、ねこだましの打ち合いを回避するようにしていました。

あとは「有利対面で剣舞」「不利対面は守るか交代」をひたすら愚直に続けていればそのうちレックネクロが並び、制圧する盤面が整ってくれます。

構築として苦手なものは、浮いているポケモンが多いものと、ルナアーラもしくは月食ネクロズマの入った構築、前者は地震による詰めが難しくなり、後者は素早さ操作に対する誤魔化しが神速とねこだまし頼りなため、立ち回りが非常に窮屈になります。

 

○最後に

初めてのオフ会に参加する事ができ、非常に楽しかったです。主催のふぉんでゅ。さん、スタッフの皆様、チームを組んでくれたシンフォニさん、てんどんさん、そして、参加者の皆様、本当にありがとうございました。勝ちきれなかったことに悔しさはありますが、一度やってみたかった4thGSを体験したり、FFの方と直接話す事ができ、リベンジも兼ねていつかの機会にまた参加できたらいいなあと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

【シングル】第1回ななすけ杯使用構築(ブリガロンツンデンダ)

みなさまこんにちは。Ermesです。

応援している実況者「ななすけ」さんの仲間大会に参加してきました。ダブル実況者は貴重。

ただし、今回の仲間大会はシングルバトルです。なんと上位にはななすけさん書き下ろしイラストがプレゼントされるというびっくり企画。シングル最高レートが1500といっても差し支えない自分が参加しても優勝どころか勝つことすら怪しいというのは分かっていましたが、せっかくなので以前ななすけさんから頂い(たが性格を変更したかったので自分で厳選し)たブリガロンを使おうと思い、チャレンジしてみました。

結果から言うと2-8(うち相手の回線トラブル1)という散々なものでした。フィールドに合計2体しかポケモンがいないのがこんなに難しいなんて……。

それはさておき、せっかく組んだ構築なのでざっくりとですが紹介したいと思います。微かなシングルの知識で組んだので果たして参考になるかは分かりませんが、温かい目で読んでいただけると幸いです。

使用した構築はこちらになります。

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ビルド宿り木ブリガロンを軸にどうにかしたかった。

 

○個別解説

 

ブリガロン@ジメンZ

実数値 意地っ張り195(252)-140(4)-142-x-127(252)-84

 

構築のエースのつもり。ぼうだん+地面Zでゲンガーに有利! と思ってたらヘドロウェーブゲンガーしかいませんでした。強ポケでマイナーをメタらないで。ただ、ゲッコウガのダストシュートを耐えるので、ゲッコウガと対面したら打っていい技かもしれません。ダブルと違ってなかなか積ませてもらえませんね……。

 

シャンデラ@こだわりスカーフ

実数値 控えめ 139(28)-x-124(108)-202(148)-111(4)-128(220)

 

すりぬけでグライオンに安定したかったポケモングライオンの意地っ張り無振り地震まで確定耐えします。素早さはスカーフ込みで最速ゲッコウガ抜きです。130族抜きにしなかった理由として、メガボーマンダへのめざめるパワー氷のダメージ量が変わること、130族にシャンデラの役割対象がいなかったからです。ええ、メガゲンガーブリガロンで倒すので。倒せるんですよ本当は。ハロウィンとかいうイベントをこんな形で恨むことありますか普通。

 

ツンデツンデ@こだわりハチマキ

実数値 勇敢 167(244)-201(252)-231-x-123(12)-16(S個体値0)

 

ミミッキュを倒して欲しかったが想像以上に弱かった。やっぱりチョッキツンデツンデのほうがよかったのだろうか(役割論理について調べながら)。本当に活躍させてあげられなかったのが悲しい。

 

ボーマンダ@ボーマンダナイト)

実数値(メガ) 意地っ張り 181(84)-191(68)-151(4)-x-142(252)-153(100)

 

ダブルの個体を守る→みがわりにしたもの。ルンパッパのれいとうビームを耐えます。まあこの構築の中では頑張ってくれましたが構築が悪かったの一言に尽きます。めざ氷カグヤの前で宿り木食らいながら羽休めで回復が追いついていたのは偉かった(でも負けた)。

 

カプ・レヒレ@マゴのみ

実数値 控えめ 177(252)-x-137(12)-135(60)-151(4)-128(180)

 

ガブリアスのジメンZを耐えます。持ち物のないゲッコウガの変幻ダストシュートも耐えます。すばやさも凍える風一回でゲッコウガ抜きにまで調整、残りを特攻に回しました。積み技対策として黒い霧を持たせましたが、からをやぶるとかいうシングル界のジオコントロールにはたいして役立ちませんでした。くやしい。

 

ドリュウズ@きあいのタスキ

実数値 陽気 185-187(252)-81(4)-x-85-154(252)

 

ミミッキュメタとして採用したがミミッキュの前で仕事することがついぞなかったポケモン。タスキがあるのでなんやかんや仕事はしましたが、先制技がすごく多い上に誤魔化す手段が少ないですねシングル……。

 

シングル楽しかったか? と聞かれると「つらかった」という気持ちの方が大きいのが正直なところです。いやポケモンバトル自体は楽しいんですが、横のポケモンなしでどうやって誤魔化したらいいのかがまったく分からなくて途方に暮れていました。

 

とりあえず上位どころの騒ぎではありませんが、650位に特別賞があるそうなのでその辺だといいなあと思います(1000人規模の大会で2-8の時点で無理では?)。

 

この構築を考えているときにブリガロンツンデ(ツンデ)(ボーマ)ンダとかいうしょうもないのを思いついたので構築名にします。ブリガロンツンデンダ。詰んでんだ。ダメじゃん……。

 

かなりひさびさのシングルバトル、何もかもが上手くいきませんでした。この記事を読んだ誰かがこのブリガロンを活かしてくれたら嬉しいなあと思いつつ、記事を締めたいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

【簡易記事】ジガルデイベルタル【VGC2019】

お久しぶりです。ムーンINCも終わり、ついにウルトラルールを迎えることとなりました。仲間大会も毎日のように開催され、なかなか解禁されないレートの代わりに沢山の人が参加しています。もちろん筆者も。

 

というわけで今回は、環境トップメタの一角であるゼルネアスへのメタとしてオーラブレイクジガルデを採用してみることにしました。相方には、最強のバークアウト使いとしてイベルタル。この二体を禁伝枠に見たとき、ゼルネアスを選出しない人はまずいないでしょう。何度か取り巻きを変更しつつ、ひとまずこの形にたどり着いた(行き詰まったとも言う)ので、これを機にざっくりとですが紹介したいと思います

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プランとして、ジガルデのサウザンウェーブで相手を捕まえ、イベルタルガオガエンで火力を削ぎつつ、どくどくを用いて詰めていくというシンプルなものとなっています。

ジガルデが相手のポケモンを捕まえることができるため、無理にゲンガーを直ぐに盤面に出す必要がなく、ジガルデロックからゲンガーロックに切り替える動きができるところは優秀でした。また、イベルタルがフェアリー技を誘うため、ゲンガーの苦手とするスカーフカプ・テテフをフェアリー技で固定させつつジガルデで鹵獲、イベルタルで弱体化させてから安全にゲンガーに繋ぐという動きができ、そこのシナジーも優秀でした。何より、禁伝の並びからして確実にゼルネアスを呼ぶため、 プランが崩れることが少ないというのが強みだと感じました。

ただ、やはり結局はフェアリー弱点が二体並ぶことから立ち回りや運(バクアや毒外し)次第ではゼルネアスに押し切られてしまうこともあり、また全体的な遂行速度の遅さから特にグラードンが苦しく、水受け二体を採用してもカイオーガに対してなかなか安定しませんでした。レックウザラプラスの採用によってかなり緩和されましたが、襷レックウザを考慮すると凍える風ではなく氷の礫を採用する方が良かったかと思います。反面、イベルタルや今作禁伝に対しては滅法強く、これらを軸にした構築は非常に安定して戦うことができたので、そこは収穫だったかと思います。

 

非常にざっくりとした記事となりましたが、何かの参考になれば幸いです。ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

(ジガルデイベルタル、対オーガレックなんかだと禁伝だけで合計種族値270負けてるんですよね)

 

【VGC2019 Sun Series】ダブル眼鏡イベゼルネ

 INCも終わり、色テテフもシリアルコードが入手できるようになりました。ムーンルールの仲間大会も多く開催され、PJCSや世界大会を意識したウルトラルールも徐々に盛り上がりつつあります。年が明けて一週間もすれば、サンシーズンともお別れです。Z・メガ・ゲンシカイキのない環境は2013年以来、GSとしてみれば2010年以来で、個人的にはまたこういう環境が公式ルールに来てくれると面白いなと思います。もうちょっと禁伝格差はなくしてほしいですが。Bキュレムに使いやすい氷物理をください。

 

 今回は、ムーンシーズンで使うつもりで考えたものの、持ち物全てに理由ができてしまい、実質的にムーンでは使えない構築になってしまった構築を紹介します。

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 発想としては、ジオコントロールをしないタイプのゼルネアスで遊んでみたいというところから始まりました。ゼルネアスのジオコントロールという戦術は強力ではありますが小回りが利かず、また、相手の対策も非常に多いということで、プレイングスキルのイマイチな私には向かないと感じていました。QRを借りてみてもゼルネアスを選出できない試合が多く、仮に選出してもジオコントロールを打たないまま運用してしまい、「それならジオコントロールしなきゃいいじゃん!」という結論に至りました。

 イベルタルはゼルネアスとの攻撃面での相性が非常によく、グラードンと違い、カプ・テテフルナアーラを上から縛ることができるので、眼鏡ゼルネアスの補佐としては最適だと感じ、採用しました。

 一般枠については、個別解説にて説明したいと思います。

 

〇個別解説

 ・カエンジシ@ウイのみ

  実数値 192-x-99-129-86-168(臆病 H244 B52 S212)

 対ゼルネアスポケモン。ルナゼルネドーブルはこのポケモンを出すだけで勝てると言っても過言ではありません。カミツルギに一撃で倒されるわけにはいかないのでBに厚くしました。素早さは最速100族抜き。基本的にルナアーラとゼルネアスの前でバークアウトを打ち続け、挑発も絡めながら、頃合いを見て火炎放射で削ります。居座ることと、ダメージの蓄積を優先するためにオバヒや大文字ではなく火炎放射です。終盤のジオコンゼルネとの打ち合いになった時も、結果的に火炎放射の方がいいです。ダメージレースに勝つために半分実で確定。

 

  ・ハギギシリきあいのタスキ

  実数値 143-157-90-x-4-91-168(陽気 A252 D4 S252)

  対先制技ポケモン。主に猫だましを制限します。アマージョでいいのではないかという風に思う方も多いかと思いますが、アマージョは素早さ操作に対しての耐性がなく、また、自身の素早さ自体もそこまで高くないということから、今回はこちらを採用しています。初めは横取りを採用していましたが、トリックルーム耐性がなく、相手の追い風より先に自分のファイアローの追い風を奪ってしまう(追い風ミラー対策にならない)ため、相手の追い風に合わせてのアドバンテージも狙えるトリックルームを採用しました。HPが残っているだけで仕事ができるのでタスキで確定。

 

 ・イベルタル@くろいメガネ

  実数値 201-183-115-x-119-166(陽気 A252 D4 S252)

 メガネゼルネアスの相性補完として採用。不意打ちを採用しなかった理由は、読みに依存すること、カプ・テテフがあまりにも多く、カプ系を採用していないこの構築では先制技に頼るのは不安定だということが挙げられます。また、S操作要員が短命であるため、第2の追い風要員としての仕事をしてほしかったというのもあります。カイオーガの潮吹き耐えなどの耐久調整をしなかったのは、上から制圧し続けるのが前提の構築だからです。ソルガレオなどの仮想的へのダメージ、それ以外への平均火力が必要なことからくろいメガネ(こわもてプレート)で確定。命の珠はニドクインとの兼ね合いがあります。

 

 ・ゼルネアス@こだわりメガネ

  実数値 201-x-115-183-120-165(臆病 C252 D12 S244)

 構築のエース。コンセプトなのでメガネは確定。雑にマジカルシャインを打っているだけで勝てます。ルナアーラを抜きつつ、イベルタルにチョッキや木の実を落としてもらってから攻撃したいので最速-1に設定し、残りはディアルガのラスターカノンを耐えるために特防に回しました。HPの偶数を気にしないならHBDに4ずつ振り分けてもいいかと思います。

  拘り眼鏡に関わらず守るを採用しているのは、基本的にマジカルシャインムーンフォースしか打たないため、叩き落とされたあとの集中をケアするために入れています。引き先がいるのであれば相手のトリルターンを枯らすために使うのも手ですね。サイコショックの枠は本当になんでもいいと思います。相手のサイコフィールドにただ乗りできたらいいなくらいの気持ちで採用しました。封印キュウコンサーナイト対策のラスターカノンでも入れておけば安心ですね。

 メガネゼルネアスは本当に楽しく、とにかく相手はジオコントロールを止めるために動いてくるんですよね。無意味な挑発が何度も飛んできますし、ジオコントロールの隙に着地しようとした鋼タイプを使い物にならなくしたりもして、高笑いしながらレートができます(途中であまりにもプレイングが雑になりすぎて反省したほど)。もちろん実際は相手がうまく対応してきて繊細な動きをしなければならない時もありますが、一度有利な状況を作ってしまえばほぼ勝ちなのは楽しいですね。ジオコントロールと違って1ターン使わないのが本当に強い。バークアウトだけは苦手です。さっさと処理しましょう。

 

 ・ニドクイン@いのちのたま

  実数値 173-x-107-139-105-121(控えめ H60 C252 S196)

 悩んだ末の枠。ツンデツンデが重く、ドクロッグカポエラーを試しましたが、物理アタッカーの場合、相手にブーストされたり威嚇を入れられたりすると倒せないこと、この枠は基本選出枠ではないため、猫だましを強いて採用する必要がないということに気が付き、採用しました。ツンデツンデのジャイロボールを確定で耐えつつ、追い風下で最速スカーフテテフまで抜けるように調整しました。この調整をニドキングで行なった場合、特防が少し低くなります。数値が高い方がいいのでクインにしました。特性との相性、そのままでは火力が足りないのでいのちのたまで確定。

 

 ・ファイアロー@脱出ボタン

  実数値 154-104-124-x-112-185(陽気 H4 A20 B124 D180 S180)

  先制追い風かつ、先制無効を無視して挑発できるポケモンとして採用。あとは炎打点を持つという意味でもトルネロスとの差別化ができます。防御面はテテフのフィールドサイコショック耐え、特防面はゼルネアスのC+2ムーンフォース耐えに調整し、最速エルフーン抜きまで振って残りを攻撃に回しています。基本的な仕事が追い風に限られるのでAS振りでも良いのですが、ゼルネアスが守れないため引き先がいると便利で、ボタンで交代したあと、クッションとしての役割を果たしてもらいます。もちろん、状況によっては2度目の追い風を狙うことも可能です。カミツルギの上を取って一撃で倒せるポケモンでもあるので、生存しているだけで強いですね。追い風をフルに活かすために脱出ボタン確定。

 

【基本選出】

 ・先発はほぼハギギシリファイアローで、後続は相手に合わせて選出していきます。

 ・ゼルネアス→カエンジシ確定(ゼルドーの場合はグラカイと組んでいない限りファイアローに代わって先発。とにかくドーブルに挑発を入れることを優先する)

 ・グラゼルネ→禁伝を選出しない。イベゼルネのどっちを出しても基本的に腐る。

 ・ソルガレオ、日食ネクロ、ディアルガ→ゼルネアスと組んでいない限りはイベルタル確定。取り巻きにもよるが比較的ゼルネアスを選出しても勝てることが多い。

 ・イベルタル→ゼルネアス確定。イベルタルの処理を最優先する(不意打ちで縛られがちなため)

 

 そのほか、適宜一般枠などを見て選出を決めます。

 

ジオコンするだけがゼルネアスじゃないことを知りたい方はこちらのQRパーティを使ってみてください。

3ds.pokemon-gl.com

 

ジオコンゼルネは確かに強いです。それは間違いありません。しかし対策は豊富ですし、結論パと言われたBIG6=グラゼルネもWCS2016では散ってしまいました。強いポケモン、強いパーティはよく見かけるということであり、すなわち対策されやすいということでもあります。対策の対策だけでなく、対策の外から勝負を仕掛けてみるのも面白いのではないでしょうか。

サンシーズンギミック(弱保キュワオーガ)

INCも終わり、なんだかんだで慣れてきたサンシーズンも終わりを迎えようとしています。ムーンシーズンではZ技の解禁により、少しばかり環境が変わるかと思われます。とは言ってもそれは1月からのお話。まだ少しだけサンシーズンを遊ぶことができるんですよね。というわけで、今回はとあるギミックの構築記事となります。残りの期間、大火力で遊びましょう!

 

というわけでパーティはこちら。ざっくりと説明していきます。

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○個別解説

キュワワー@オボンのみ

    臆病HS余りB(A0)

  追い風要員兼弱保発動要員。フラワーヒールにより先制で回復できるのも強み。初めは火炎玉を持たせてカイオーガへのダメージを下げていましたが、このポケモンが生存しているだけで便利なのでオボンに変更。

 

カイオーガ@じゃくてんほけん

    臆病CS余りB

  パーティのエース。持ち物が少し珍しい以外は普通のカイオーガです。

 

ライチュウ@だっしゅつボタン

 臆病CS余りB

   猫騙しと避雷針要員。アンコールの枠はめざ炎との選択。サポートして引っ込むために脱出ボタンを持たせました。

 

ルナアーラ@ナモのみ

  控えめ調整(ウルトラルールの使い回し)

   猫騙しの効かない追い風要員であり、鋼やドクロッグに強いポケモン。フラワーヒールとの相性もよく、トリックルームを無理やり凌いだりしました。オーガを出しにくい時はエースにすることもしばしば。

 

・ルンパッパ@たべのこし

     控えめCS余りB

   カイオーガ軸だし猫騙し使えるしトリトドン倒せるしというので適当に採用。持ち物も特に思いつかなかったので適当。

 

カプ・テテフ@きあいのタスキ

   控えめCS余りB

   先制無効要員。ドクロッグに強いので採用。生きてるだけで強いのでタスキを持たせました。挑発はなけなしのトリル対策。

 

戦術としては、基本は「追い風→弱保潮吹き」or「ゾンビルナアーラ」で強引に戦います。QRパーティを作成したので試したい方はどうぞ。

https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-4718-90B2

 

また、弱保カイオーガについて、キュワワーではなくフラエッテで起動するバージョンの動画が、なぜかニコニコ動画には2種類も存在するので紹介しておきます(それぞれトリックルーム、追い風からの展開です)

 

投稿者:アインズさん

オーレ民が全力で巫山戯るダブルバトル! Part35 崩壊の雨【GSルール・サンシリーズ】

http://sp.nicovideo.jp/watch/sm34223872?cp_webto=share_others_iosapp

 

投稿者:パデックさん

ポケモンUSUM】ゆっくりで紹介するロマンギミックパーティpart4【ICN】

  http://sp.nicovideo.jp/watch/sm34286792?cp_webto=share_others_iosapp

 

しかしこの動画群を見てると、自分のパーティがめっちゃガチパに見えてきますね……。

‪構築記事は以上となります。 (θ◡θ)‬ キュワ‼︎

 

INC November使用構築(ブーバーwithキュレムソルガレオ)

INC Novemberが終わりました。抜けられた人も抜けられなかった人も、お疲れ様です。

今回の構築は、ブーバーの可能性を見出したので使ってみたいと思い、組んだものになります。結果としては最高1699と、悪くはないがINC的にはあまりうれしくないものとなってしまいました。パーティは以下となります。

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〇個別解説

 

・ブーバー@進化の輝石(ふみん)

 実数値 172-x-95-120-132-113(穏やかH252-B140-D116)

 パーティコンセプト。はじめはクリアスモッグとフェアリー耐性に注目しましたが、パワースワップとオーバーヒートのシナジーを発見し、採用することにしました。挑発を覚えたら採用したかったですが、覚えないので断念。特殊耐久はゼルネアスのC+2ムーンフォースを確定三発にまで振り、サイコショックなどを考えて残りをBに回しました。なかなかに硬く、序盤に繰り出してから最後まで残っていることもしばしば。クリアスモッグはジオコントロールなどへの直接的な回答になりますが、オーバーヒートを使用した後のパワースワップによって相手の能力を能動的に低下させることができ、カプ・テテフなどの特殊アタッカーを機能停止に持ち込むことができるのが優秀でした。相手の威嚇を利用して物理アタッカーを弱体化させることも可能です。ソルガレオの特性も貫通できるのも強みになります。特性のふみんはモロバレルに強く出られるため採用しましたが、カプ・コケコを採用していたこともあって一度も発動機会がなく、カミツルギを焼ける可能性のある炎の体の方が結果的にはよかったと思います。

 

バルジーナ@エレキシード(ぼうじん)

 実数値 217-x-125-x-161-101(穏やかH252D252S4)

 ゴーストと地面の一貫が切れてS操作ができ、そこそこ硬いポケモンとして採用。カイオーガの眼鏡雨根源を確定で耐えるといえばその硬さが分かるかと思います。ムーンシーズンはZ技で突破されやすくなりそうではありますが……。S操作としての追い風、殴り合いを耐え抜くための羽休め、相手の動きを制限する挑発、主に今世代の禁伝やイベルタルを攻撃するためのイカサマを採用。はじめはロゼルの実を持たせるつもりでしたが普通に耐えるので物理を硬くするためにエレキシード。これにより日食ネクロズマの弱点保険メテオドライブを耐えます。悪戯挑発が効かないのは強みですが、テテフの挑発では止まります。このポケモンもよく場に残り、2度目の追い風起動をあっさりこなしていました。突破されたとたん絶望的にルナアーライベルタルが厳しくなるのは構築の欠陥ですね。

 

 ・ホワイトキュレム@達人の帯(ターボブレイズ)

 実数値 201-x-110-244-120-147(控えめH4C252S252)

 グラードンや草タイプ(カミツルギ除く)を一貫して処理できるため、グラードン葉緑素ポケモンの並びへの回答として採用。ギラティナと並んで好きなポケモンです。命の珠を持たせたかったですが、ソルガレオとの兼ね合いで達人の帯を採用。これによりフラワーギフト状態の無振りグラードンを確定に持ち込めます。選出率はあまり芳しくなく、ただでさえフェアリー環境な上にそのほかの耐性も水電気半減以外ほぼいいところなしという悲惨さなことがやはり足を引っ張っています。流星群のところはクロスフレイムを採用していましたが、あまりにも打つ機会がないうえにグラレシラムが絶望的に厳しいので採用。本番ではパルキアや削れたカイオーガを吹き飛ばしたりと輝きまくったのでこれは正解でした。

 

 ・ソルガレオ@命の珠(メタルプロテクト)

 実数値 213-189-127-x-109-163(陽気H4A252S252)

 ブーバーだけではゼルネアスを処理できないので採用。ガオガエンを馬鹿力で吹き飛ばす役目もあります。ワイドガードグラードンへの薄さをカバーしたりと、パーティ内での重要な役割の多くを占めてくれました。テテフを抜きたいのとルナアーラとの打ち合いに負けたくないので最速にしましたが、命の珠がないとガオガエンを突破できないのは正直苦しいと感じる場面もありました。ネクロズマに瓦割をされた時だけエスパータイプに感謝しました。

 

 ・カプ・コケコ@こだわりスカーフ(エレキメイカー)

 実数値 145-149-105-134-85-200(無邪気A108C134S252)

 スカーフカイオーガメタ。厳しすぎるイベルタルへの一応の回答。エレキネットで心ばかりのS操作。交代しつつ負担をかけたいという思いと特殊に厚いポケモンが多いことから両刀を採用しました。最速すいすいハリーセンに抜かれないための最速でしたが、いなかったのと絶妙に火力が足りなかったので、AかCに補正をかけた方がよかったかと思います。BではなくDを下げたのは、イベルタルの不意打ちなど、物理の方が受けたい技が多かったからです。メインでは草結びを採用していましたが、一度も使わなかったのでブレイブバードに変更。結構使ったのでメインの時から変更できていればというのが悔やまれました。マジカルシャインは特に欲しい場面がなかったこと、このルールでは大した火力にならないことから採用しませんでした。画面を見ていなかったのか初手からコケコの前に突っ張ってくる(おそらく)スカーフカイオーガがいてブーバーが消し飛びました。許すまじ。あとエレキネット外してカミツルギ抜けなくて負けた。許すまじ。

 

 ・ドクロッグ@突撃チョッキ(かんそうはだ

 実数値 177-154-86-x-109-106(意地っ張りH148A108B4D244S4)

 オーガ全般のメタ。猫だまし枠。ゼルネアス、ガオガエンへの打点。Aは無振りルンパッパを毒づきで確定一発。Hは奇数、Dはチョッキの倍率を意識して偶数、残りをBSに振りました。雨下での粘りはすさまじく、何度も窮地を救ってくれました。個人的にはそこそこ使いやすかったポケモン。テテフやルナアーラに弱いのが少し厳しかった。カミツルギへの打点としてドレインパンチを採用したかったですが、カイオーガネクロズマへのダメージを考慮するとけたぐりは外せませんでした。

 

 せめて1700に乗りたかったというのが正直なところですが、実のところサンシーズンでの最高レートなので仕方のないことかなとも思っています。ムーンウルトラと時間がとれるかは分かりませんが、PJCS目指して頑張りたいと思います。

 

サンシーズンは終わってしまいますが、一応QRパーティを用意しました。ムーンシーズンなどでの皆さんのヒントになればと思います。

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第一回嫁ポケ杯ダブル(ユキメノコ)

こんにちは。ユキメノコが好きと言っているわりに普段ほとんど使っていない最低な人間ことErmesです。

今回は嫁ポケを一体決め、絶対選出で挑むという仲間大会に参加してまいりました。

ユキメノコを活躍させるにあたって、リザードンが重いだろうことが分かっていたので、確定選出のユキメノコで破壊できるように考えました。初期の案がこちらです。

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ユキメノコペルシアンから入り、捨て台詞からバンギラス後出しのウェザーボールで処理するという流れです。確1取れないのでたつじんのおびを持たせました。ナットレイも倒せるようにリザYを入れてみましたが、岩技が辛すぎること、フェアリータイプ不在なので止めました。バンギのドラテは当然ジャラランガ対策でしたが、今回の嫁ポケ一覧を見てジャラランガはいないだろうと考えたのも一つです。

 

そして、リザードンに強いメガ枠を探しました。バンギでもいいのですが、鋼が一貫するため、ボーマンダを選択しました。その結果、このような形に落ち着きました。

 

f:id:Ermes:20181007003525j:plain

個別に解説していきたいと思います。

 

ユキメノコ

 調整:臆病CSぶっぱ余りD

実はB個体値を1妥協していました。♂の理想個体は三体くらい生まれました。ゴーストZは足りない火力を補いつつ(補えていない)、みちづれZでカミツルギガオガエンのフレドラから守るという役割もあります。肝心な時にプレミで素みちづれをして負けました。紙耐久と思われがちですがサンダーの熱風やコケコのフィールド10万程度なら耐えてくれるため、襷にはしませんでした。

 

ニドクイン

 調整:臆病H12B4C252D4S236

 選出率は低めでしたが、独特な範囲でたぶん圧力にはなったと思います。電気とフェアリーの一貫を切れるため採用。それなりの速さとそれなりの耐久とそれなりの火力でそれなりに活躍してくれました。

 

ガオガエン

 調整:勇敢H236A252B4D12

 悪、ゴースト、炎の一貫を切れるポケモンとして採用しました。きのみを発動しやすくするために4n調整。トリル耐性が低いと感じていたため勇敢にしていましたが、意地っ張り追い風下100族抜きにした方が使い勝手はよかったと思います。腹太鼓、相手の追い風に弱いパーティのため。よこどりを初めて採用してみました。リザやサンダーなどによく刺さってくれました。

 

カプ・レヒレ

 調整:控えめH212B4C172D12S108

 念のためのジャラランガ対策、炎、水、氷の一貫を切るために採用。瞑想レヒレの使いまわしですが、凍える風でムンフォでは倒せないボーマンダなどを削りつつ縛れるようにしました。選出率は低め。

 

カミツルギ

 調整:陽気H44D252S212

 ウツロイド抜きまでSを振り、特殊耐久を可能な限り高めたタイプです。この子を通せるかどうかが試合を左右していた気がします。絶対選出のユキメノコがZを持っているにも関わらずZを持たせた理由は、ユキメノコは火力に期待ができないこと、Z持ちの両方が耐久が心許ないことからより確実にZを使用できるようにしました。基本はこっちのZを使っていました。また、再戦がほぼ確実な規模だったため、Zの選択肢を増やすことで勝ち筋を増やせると考えたのも一因です。

 

ボーマンダ

 調整:H84A68B4D252S100

 お気づきでしょうが、パーティの半分を日本チャンピオンのパーティから借りています。面子だけ見れば嫁ポケ以外全員日本チャンピオンの構築です。ちなみに熱風で2回燃え、せっかくの拘り眼鏡読み突っ張りでドロポン急所を引いた芸人です。トリトドンに急所当てたから許してやらんこともないですが。流石700族といった感じの強さでした。

 

結果は10-3の最高1606、最終1586でした。プレミで試合を落としまくったのでまだまだだなあと思います。ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

【追記】ボーマンダの恩返しを捨て身タックルに変更したQRパーティを用意しました。興味のある方はぜひ使ってみてください。

 

QRレンタルチーム「ユキメノコ使いに捧ぐ」のページ|ポケモングローバルリンク https://3ds-sp.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-4BC6-A307 #pgl