the Beautiful Escape

メガユキメノコ無限に待ってます

INC November使用構築(ブーバーwithキュレムソルガレオ)

INC Novemberが終わりました。抜けられた人も抜けられなかった人も、お疲れ様です。

今回の構築は、ブーバーの可能性を見出したので使ってみたいと思い、組んだものになります。結果としては最高1699と、悪くはないがINC的にはあまりうれしくないものとなってしまいました。パーティは以下となります。

f:id:Ermes:20181202223717j:image

 

〇個別解説

 

・ブーバー@進化の輝石(ふみん)

 実数値 172-x-95-120-132-113(穏やかH252-B140-D116)

 パーティコンセプト。はじめはクリアスモッグとフェアリー耐性に注目しましたが、パワースワップとオーバーヒートのシナジーを発見し、採用することにしました。挑発を覚えたら採用したかったですが、覚えないので断念。特殊耐久はゼルネアスのC+2ムーンフォースを確定三発にまで振り、サイコショックなどを考えて残りをBに回しました。なかなかに硬く、序盤に繰り出してから最後まで残っていることもしばしば。クリアスモッグはジオコントロールなどへの直接的な回答になりますが、オーバーヒートを使用した後のパワースワップによって相手の能力を能動的に低下させることができ、カプ・テテフなどの特殊アタッカーを機能停止に持ち込むことができるのが優秀でした。相手の威嚇を利用して物理アタッカーを弱体化させることも可能です。ソルガレオの特性も貫通できるのも強みになります。特性のふみんはモロバレルに強く出られるため採用しましたが、カプ・コケコを採用していたこともあって一度も発動機会がなく、カミツルギを焼ける可能性のある炎の体の方が結果的にはよかったと思います。

 

バルジーナ@エレキシード(ぼうじん)

 実数値 217-x-125-x-161-101(穏やかH252D252S4)

 ゴーストと地面の一貫が切れてS操作ができ、そこそこ硬いポケモンとして採用。カイオーガの眼鏡雨根源を確定で耐えるといえばその硬さが分かるかと思います。ムーンシーズンはZ技で突破されやすくなりそうではありますが……。S操作としての追い風、殴り合いを耐え抜くための羽休め、相手の動きを制限する挑発、主に今世代の禁伝やイベルタルを攻撃するためのイカサマを採用。はじめはロゼルの実を持たせるつもりでしたが普通に耐えるので物理を硬くするためにエレキシード。これにより日食ネクロズマの弱点保険メテオドライブを耐えます。悪戯挑発が効かないのは強みですが、テテフの挑発では止まります。このポケモンもよく場に残り、2度目の追い風起動をあっさりこなしていました。突破されたとたん絶望的にルナアーライベルタルが厳しくなるのは構築の欠陥ですね。

 

 ・ホワイトキュレム@達人の帯(ターボブレイズ)

 実数値 201-x-110-244-120-147(控えめH4C252S252)

 グラードンや草タイプ(カミツルギ除く)を一貫して処理できるため、グラードン葉緑素ポケモンの並びへの回答として採用。ギラティナと並んで好きなポケモンです。命の珠を持たせたかったですが、ソルガレオとの兼ね合いで達人の帯を採用。これによりフラワーギフト状態の無振りグラードンを確定に持ち込めます。選出率はあまり芳しくなく、ただでさえフェアリー環境な上にそのほかの耐性も水電気半減以外ほぼいいところなしという悲惨さなことがやはり足を引っ張っています。流星群のところはクロスフレイムを採用していましたが、あまりにも打つ機会がないうえにグラレシラムが絶望的に厳しいので採用。本番ではパルキアや削れたカイオーガを吹き飛ばしたりと輝きまくったのでこれは正解でした。

 

 ・ソルガレオ@命の珠(メタルプロテクト)

 実数値 213-189-127-x-109-163(陽気H4A252S252)

 ブーバーだけではゼルネアスを処理できないので採用。ガオガエンを馬鹿力で吹き飛ばす役目もあります。ワイドガードグラードンへの薄さをカバーしたりと、パーティ内での重要な役割の多くを占めてくれました。テテフを抜きたいのとルナアーラとの打ち合いに負けたくないので最速にしましたが、命の珠がないとガオガエンを突破できないのは正直苦しいと感じる場面もありました。ネクロズマに瓦割をされた時だけエスパータイプに感謝しました。

 

 ・カプ・コケコ@こだわりスカーフ(エレキメイカー)

 実数値 145-149-105-134-85-200(無邪気A108C134S252)

 スカーフカイオーガメタ。厳しすぎるイベルタルへの一応の回答。エレキネットで心ばかりのS操作。交代しつつ負担をかけたいという思いと特殊に厚いポケモンが多いことから両刀を採用しました。最速すいすいハリーセンに抜かれないための最速でしたが、いなかったのと絶妙に火力が足りなかったので、AかCに補正をかけた方がよかったかと思います。BではなくDを下げたのは、イベルタルの不意打ちなど、物理の方が受けたい技が多かったからです。メインでは草結びを採用していましたが、一度も使わなかったのでブレイブバードに変更。結構使ったのでメインの時から変更できていればというのが悔やまれました。マジカルシャインは特に欲しい場面がなかったこと、このルールでは大した火力にならないことから採用しませんでした。画面を見ていなかったのか初手からコケコの前に突っ張ってくる(おそらく)スカーフカイオーガがいてブーバーが消し飛びました。許すまじ。あとエレキネット外してカミツルギ抜けなくて負けた。許すまじ。

 

 ・ドクロッグ@突撃チョッキ(かんそうはだ

 実数値 177-154-86-x-109-106(意地っ張りH148A108B4D244S4)

 オーガ全般のメタ。猫だまし枠。ゼルネアス、ガオガエンへの打点。Aは無振りルンパッパを毒づきで確定一発。Hは奇数、Dはチョッキの倍率を意識して偶数、残りをBSに振りました。雨下での粘りはすさまじく、何度も窮地を救ってくれました。個人的にはそこそこ使いやすかったポケモン。テテフやルナアーラに弱いのが少し厳しかった。カミツルギへの打点としてドレインパンチを採用したかったですが、カイオーガネクロズマへのダメージを考慮するとけたぐりは外せませんでした。

 

 せめて1700に乗りたかったというのが正直なところですが、実のところサンシーズンでの最高レートなので仕方のないことかなとも思っています。ムーンウルトラと時間がとれるかは分かりませんが、PJCS目指して頑張りたいと思います。

 

サンシーズンは終わってしまいますが、一応QRパーティを用意しました。ムーンシーズンなどでの皆さんのヒントになればと思います。

3ds.pokemon-gl.com