第9回ウルトラグラカップ(全国ダブル)使用構築「メガギャラ+岩Zガブリアス」
WCS2018もついに終了し、VGC2019のルールが正式に発表されました。嬉しい人も嬉しくない人もいるかと思いますが、とりあえずサンシーズンのうちに夢ミュウツーは解禁してほしいですね。メガもZもなく、かつ脱法きのみが強すぎるので。実質同じ効果なのに複数持たせられるのは脱法という他ない。
それはさておき、WCSの興奮も冷めやらぬまま、全国ダブルの仲間大会に参戦してきました。最近はメガギャラドスにハマっており、メガギャラドスを軸に頑張ろうということで突っ込んで参りました。ちなみに脱法きのみは存分に活用しています。きのみおいしい。
個別解説
・ガブリアス(陽気)
184(4)-182(252)-115-x-105-169(252)
アンチリザードン。岩雪崩くらいなら耐えるだろうと舐めて突っ張ってきたところを処理するのが主なお仕事。ランドロスに想定外のダメージを与えることもできる。剣の舞を採用していましたが、威嚇サイクルがあまりにも多いため有効に使える場面が少なく、毒づきやZ用にエッジにしてもよかったかもしれません。雨対策の砂嵐もちょっと考えましたが選出できないのでエッジ毒づきアイヘあたりから選択でしょう。浮いているポケモンが少ないのと、猫だましを食らった後に火力が出るので地団駄を採用しました。
・ギャラドス(陽気)
メガ前:171(4)-177(252)-99-x-120-146(252)
メガ後:171-207-129-x-150-146
パーティのエース。振らなくても高い耐久と優秀な積み技、トリトドンで止まらない水アタッカー。また、アムハングロス以外のグロスにめっぽう強く、アムハングロスも威嚇サイクルで誤魔化せる。コケコを抜くために陽気確定で、意地控えめ真面目スカーフランドを抜ければおいしいと思い、最終的に最速に。
・ガオガエン(勇敢)
200(236)-183(252)-110-x-113(20)-72
便利なポケモン。かなり昔に育成した個体をそのまま使ったので調整が雑。Hに振るだけでも充分に耐えられるので好きです。面白いようにきのみが発動してくれました。はたきおとすをバークアウトにすればもう少しギャラドスを動かしやすかったのかなと思います。蜻蛉による対面操作は優秀極まりないですね。
・モロバレル(呑気)
221(252)-x-134(252)-105-101(4)-31(最遅)
ギャラドスを守りながらトリルも牽制する強いポケモン。これも流用個体なので調整の余地あり。ペリッパーの暴風で消し飛んでしまうのが何よりの痛手でした。生意気にして確定耐えまで振れば雨への勝率が上がると思います。
・カプ・レヒレ(控えめ)
171(212)-x-136(4)-150(172)-152(12)-119(108)
瞑想レヒレの瞑想を直前に凍える風にしただけの個体です。ダブルバトル実況者でありサーナイトクラスタでもある四季卿さんの調整を使わせてもらっています。凍える風の採用は大正解でした。ギャラドスの竜舞と合わせることによって相手の雨エースの上を取ることができることを考えると、雨に積極的に選出してあげるべきだったかもしれません。
・サンダー(控えめ)
183(144)-x-115(80)-181(156)-111(4)-136(124)
Sは最速メガバンギラス抜きまで振りました。バレルサンダーの並びで選出することが多く、モロバレルの圧力でレヒレを引っ張り出して電気Zで出オチさせるムーブがそれなりに見られました。ガブリアスのおかげでリザードンに対して選出する必要がなくなりましたが、それ以外の場面では基本的に選出し、削ってからの熱風でパーティ的に苦手なカミツルギの後出しを牽制したりと、ギャラドスを通すためのお膳立てを頑張ってくれました。追い風は基本的に打つ必要はありません。守るは適切に使うことで引き先のないZを受け止めたり、追い風警戒の集中に刺さります。
結果は今までの中ではかなり良かった方で、9-1の最終1598でした。とはいえ取れる一戦を落とした上にプレイングも甘かったので反省は多いです。ひとまず全国ダブルの締めくくりとしては悪くない戦績だったので、これからはVGC2019サンシーズンの考察を主としていきたいところです。